近年、DX（Digital Transformation）推進によってレガシーシステムの刷新や新しいシステムの導入が増えています。その際不可欠となるのが、旧システムから新システムへのデータ移行です。
旧システムのデータが大規模・煩雑な場合、膨大かつ複雑な作業が必要になります。
当社製品のESPERiC（エスペリック）やノウハウを駆使してデータ移行の作業をご支援いたします。

✔　開発量
データ移行の他にも移行元の既存データや移行後データの確認および移行データの検証などの付随する事項にも全てプログラム作成が伴うため、完璧を期そうとすると膨大な開発量となる。
しかも、開発プログラムは移行時だけのもので再利用をされることはほとんどない。

✔　仕様変更対応
一般的にデータ移行は新システム開発と並行に行われるため、新システム側に変更が発生すると移行仕様が変更される場合が多いが、プログラム修正（テスト含む）に時間が掛かり、早急な対応ができない。
計画が圧迫され、品質面での問題が残るケースが多い。

✔　既存データの確認
データに存在するコード値や他データの存在等を確認できないまま、仕様を作成してプログラム開発を行うため、テスト結果検証時に仕様漏れや移行不要データが発見されることがある。
その時には仕様変更や仕様追加が発生する。
発見されない時には新システム稼働後の業務運用で問題となるケースもある。

✔　データの追加入力
新システムのマスタ等で項目が大幅に増えた時には、データ移行後に１件づつ追加入力するには時間が掛かり過ぎたり、必須項目が設定されていないためプログラムが動かなかったりするため、追加データ一括入力用のプログラム開発が必要となる。
件数の確認等が漏れ、新システムの運用前に判明するケースもある。

● データを確認しながら開発（処理操作）できる。
　　記入外のコード存在等の仕様漏れの発見が容易
● 一連の処理操作をマクロ(レシピ)として残せ、同じ処理はマクロの再実行でできる。
　　仕様変更時には変更箇所まで実行し、仕様変更分を処理操作する等で素早く対応
● 全ての項目がキーとして扱えるため、色々な検索や集計ができる。
　　コード定義から外れたレコードの検索やコード毎の件数集計等が可能
● インメモリ処理であるため、処理スピードが非常に速い。
　　どんな複雑な処理でも１０分以内（通常は１～３分程度）